外資系は「平等」が合言葉、役員と一緒にボランティア活動
J‐CASTニュースBiz編集部は調査を行なったオープンワーク広報担当者に話を聞いた。
――電通総研が5大商社を上回る人気ですが、どういう点の評価が高いのでしょうか。
広報担当者 ランクインした上位企業に共通しているのは、「風通しの良さと」と「社員の相互尊重」の精神です。入社年次に関わらず意見を言いやすいフラットな環境を評価する声です。それと、電通総研の場合は、給与や福利厚生の素晴らしさもコメントに表れています。
電通総研「風通しが良く、社外のイベントが多い印象。手を上げればやりたいことを積極的にやらせてくれる印象。自発的に行動する人、コミュニケーション能力が高い人が多いと感じる」(技術、女性)
電通総研「29歳、残業0時間で年収1000万超え。仕事を頑張ればボーナスは1.4~2倍になる。とても恵まれていると思う」(ITコンサルタント・事業開発、女性)
――外資系が9社入っていますが、人気が高い理由は何でしょうか。
広報担当者 外資系企業のクチコミからは、社員同士の上下関係をあまり感じさせないフラットな社風を評価する声が寄せられました。
上司や先輩社員と対等に意見を交わすことができる環境は、若手にとってより多くのフィードバックを受けることができ、スキル向上にもつながります。成長の実感を得られる環境が、「周囲にすすめたい」と評価されるポイントであることがうかがえます。
中外製薬「組織体制については、以前は部署間でのコミュニケーションに一定のハードルが存在していたものの、最近はさまざまなツールを用いて、壁を取り払う取り組みがなされている」(営業、男性)
セールスフォース・ジャパン「フラット、オープンな社風。いわゆる上下関係はあまり感じない。『平等』ということが、会社のコアバリューの1つとして社内に浸透している。役員の方と一緒にボランティア活動に参加したり、ボランテイア活動が終わった後一緒に飲みに行ったりすることもよくある」(サポートエンジニア、男性)
PwCアドバイザリー「全社的にグローバルな雰囲気が強く、組織の風通しはとても良い。上下関係も強すぎず、上の職位相手でも対等な関係で論点についてディスカッションできることが多い」(M&A、男性)
アマゾン ウェブ サービス ジャパン「新卒の基本給は500~600万円の間。入社直後には、かなりの額のサインインボーナスがさらに加算され、サインインボーナスが終了した後には、RSU(譲渡制限付株式ユニット)による株付与が始まるので、現在の給与水準には全く不満はない」(テクニカルサポート、男性)