「短期決戦で先発陣をどう編成するか」
ただ、不安材料がないわけではない。
スポーツ紙デスクは
「CSでファイナルステージに日本ハムが勝ち上がってきた場合、不気味です。失うものがない怖さがありますし、若いチームなので勢いに乗ってくるでしょう。4番の山川穂高はスランプに入ると長いのでこの時期に打撃不振になると、得点力が一気に落ちることも懸念されます。さらに、リーグトップの有原航平は、日本ハム戦に今季5試合登板して0勝2敗、防御率4.11と相性が悪い。短期決戦で先発陣をどう編成するか。リーグ優勝は間違いないですが、CSは一筋縄にいかないと思います」
と分析する。
小久保裕紀監督が就任して1年目。ペナントレースで盤石の強さを見せているが、ここからチーム力が問われる。(中町顕吾)