「多摩川氾濫に群がるインプレゾンビまじで辞めてくれ」
過去の画像が混乱を生んでいるのに加えて、最近の画像であっても誤解があるようだ。
「多摩川氾濫」に関する投稿には、バーベキュー場や公園、グラウンドなどが水没していると混乱するユーザーの声も多い。しかし、実は河川敷が水没してもいわゆる「氾濫」ではない。
河川敷は川の一部とされており、通常の川が流れている流路を「低水路」、大雨などで洪水になり洪水が流れるところを「高水敷」と言い、こうした作りによって急な増水による堤防の決壊を防いでいる。
多摩川を始め、河川の氾濫を防ぐためにゆとりを持たせている場所であり、Xで拡散されているような様子は氾濫状況ではないものだ。
これに加えて、いわゆる「インプレゾンビ」によるとみられる
「ちょっと待ってうちの近所の多摩川氾濫しそうなんだけど笑笑」
といった文章が大量に投稿されている。
こういった投稿について、「多摩川氾濫に群がるインプレゾンビまじで辞めてくれアカウント永久凍結お願いしますまじで困る」「トレンドになってる『多摩川氾濫』 河川敷が水没してるだけの映像でデマ情報流すのヤメイ!」など、怒るユーザーらの声も目立つ。
Xのトレンドに多摩川氾濫が入っており、一部昔の写真が使われてるとのこと。データや映像は公式のサイトから一次情報をご確認ください。リアルタイムで確認可能。
— 宮坂@東京都副知事&GovTech東京理事長 (@miyasaka) August 30, 2024
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