パリ五輪卓球女子韓国代表シン・ユビン(20)の「広告価値」が急上昇している。複数の韓国メディアが2024年8月28日に報じた。
韓国メディア「ノーカットニュース」(ウェブ版)によると、韓国企業評判研究所が29日に「広告価値」に関するデータ分析を発表。その中でシンは、アスリートの「好感度」を示す広告人気ランキングで1位になった。
パリ五輪でのスポーツマンシップが大きな話題に
シンはパリ五輪混合ダブルス、団体女子で銅メダルを獲得。シングルスでは3位決定戦で日本代表・早田ひな(24)に敗れたものの、試合後に勝者・早田に自ら歩み寄って抱擁を交わすシーンは、日韓両国で大きな話題となった。
「ノーカットニュース」によると、シンは5歳のころから「天才卓球少女」として有名な存在だったという。
その「天才少女」が、パリ五輪で披露したスポーツマンシップが国民の心を鷲づかみにしたようで、五輪後シンの「好感度」は爆上がりしているという。
韓国企業評判研究所が発表した広告人気ランキングでは、サッカー韓国代表で国民的英雄ソン・フンミン(32)が2位にランクインした。
英プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCに所属するソンは、世界的ストライカーだ。2021-22シーズンには、アジア人として初のプレミアリーグ得点王に輝くなど、世界的な知名度を誇る。
ランキング上位はパリ五輪メダリスト
そのソンを抑えて堂々の1位に輝いたシン。
韓国企業評判研究所によると、シンのキーワード分析では「かわいい」「寄付する」「宣伝効果」「国民の妹」「オリンピックスター」などのワードが高い割合で検出された。そして、「肯定?否定比率分析」では肯定比率が95.87%だったという。
韓国企業評判研究所の広告人気ランキングは、パリ五輪に出場した選手が上位を占めた。
3位には女子射撃で一躍時の人となったキム・イェジ(31)がランクイン。10メートルエアピストルで銀メダルを獲得したキムは、試合中の姿が「クール」だと話題になり、インターネットで画像が拡散すると、世界中の注目を浴びた。
4位はパリ五輪アーチェリーで金メダルを獲得したキム・ウジン(32)。5位はフェンシング金メダリストのオ・サンウク(27)がランクインした。