人気ゲーム実況者の「超無課金」こと石田拳智さんが2024年8月29日、誹謗中傷の書き込みに対して、投稿者の開示請求を行ったことを明かした。
「誹謗中傷に苦しんでる人いたらこれ見て元気になって」
石田さんはXで「そういえば去年俺に『詐欺師』って書き込みした人を開示請求かけたら愛知県の10平米のワンルームに住む58歳の女性だった」と、開示請求に成功したことを報告。また「開示請求ってどれくらいの期間かかるか気になる人多いと思うから載せてあげる」「取り敢えず570万請求かけておいた」と、訴状も公開した。
公開された訴状によると、石田さんが書き込みのあったサイトの管理人に発信者情報開示仮処分命令を申し立てたのが、23年9月27日だった。その後、10月16日に仮処分が決定し、24日にはサイト管理者から発信者情報が開示され、アクセスプロパイダが判明したそうだ。
その後、11月20日にアクセスプロバイダに対し、発信者情報の開示を求める訴訟を提起し、24年4月4日に発信者情報が開示され、相手を特定したとのこと。4月17日に相手に損害賠償を求める内容証明郵便を送付したものの、回答がなかったことが記されていた。
そのため、石田さんは「不法行為に基づく損害賠償」として、570万円の支払いを求めている。
次の投稿では、「誹謗中傷する奴は99%同業(身内)か貧困のじじばばやで」などと持論を展開。そのため「裁判しても支払い能力無いんよな」としつつも、「でも、心にも生活にも余裕が無いという事実を知れただけで開示請求した価値があったわ。満足満足」とつづり、「誹謗中傷に苦しんでる人いたらこれ見て元気になってや」と呼びかけていた。
この石田さんの報告には、
「そんな書き込みする人がこの世からいなくなってほしい。訴えられる怖さを分かれ!」
「誹謗中傷する人が減りますように」
という声が集まっていた。
そういえば去年俺に「詐欺師」って書き込みした人を開示請求かけたら愛知県の10平米のワンルームに住む58歳の女性だった。
— 拳智(超無課金) (@mukakin1203) August 27, 2024
開示請求ってどれくらいの期間かかるか気になる人多いと思うから載せてあげる。
取り敢えず570万請求かけておいた。 pic.twitter.com/DhVFEUrFOE