楽天・辰己涼介選手の妻で、実業家の辰己セリーナさんが2024年8月25日、元フリーアナウンサーによる「男性の体臭」発言をめぐって、電車で「おじさん」を観察した結果をブログで明かした。
食事中につまようじで「チッチチッチ」「シーシーシーシー」
元フリーアナウンサーの川口ゆり氏は8月8日にXで、「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる」などと投稿。これが波紋を呼び、所属事務所は10日に川口氏の契約解除を発表した。
セリーナさんは25日、「おやじたち」と題したブログを公開。川口氏の騒動について、「おじさんのにおいが無理とか言って炎上した末、所属事務所を退所に追いやられたとか。本当にそれだけが原因でかは一旦置いておいて」(原文ママ)としながら、電車で自身の両隣に座った「おじさん」を観察したことを明かした。
セリーナさんは、「そりゃ若い世代の人たちが嫌な顔もしたくなるよなというようなそれでした」と切り出すと、片方の男性の行動を説明。男性は指につばを付けて、野球メインのスポーツ紙をめくっていたという。
一方の男性は、アダルトサイトや週刊誌のオンライン記事を「食い入るように」眺めていたものの、老眼のためかスマートフォンと顔の距離が離れており、他の乗客からも丸見えの状態だったそうだ。
その後、男性2人は車内サービスの食事をとっている最中、つまようじで「チッチチッチ」「シーシーシーシー」と音を立てながら、歯に詰まっていたものを取り出していたという。さらに、無料でサーブされたビールを1時間30分程度で3本飲み、いびきをかきながら就寝。体から酒の臭いを放っていたという。
「苦言を呈したくなるよな」
これらの様子を見て、セリーナさんは、「歯に物が詰まるのは、若い頃から歯のケアを怠って来たから 体がだらしないのは、エネルギーの高い物を摂取したままじゅうぶんな運動をせず体のケアを怠って来たから」と男性を非難する。
続けて、「その上態度がデカく欲深いのだから、派手な髪色で態度がデカい若者より やる気がない、出世欲が無いZ世代の若者よりもタチが悪い」とし、「たしかに若いころ、家族のために必死で働いて来て今に至るのかもしてないけれど それは彼らより若い人たちも嫌な顔もしたくなるし、インフルエンス力があるとわかっていても苦言を呈したくなるよなと」と、「おじさん」をめぐる批判に一定の理解を示した。
「元銀座ナンバーワンホステス」としても知られるセリーナさん。「20年以上前に銀座で見てきた、小綺麗でダンディで気のいいおじさんたちは今頃どうしてるだろうか?絶滅危惧種になってしまったのか?と思いを馳せる日でした」と今回の出来事を振り返っていた。