2024年8月28日の朝から昼頃にかけ、SNSサービス「X」で障害が発生した。
一部のユーザーにタイムラインが読み込まれないなどの不具合が発生したものだが、トラブルを受けXでは「Twitter不具合」「Twitterくん」「Twitter調子」といったワードがトレンド入りしている。
「X不具合」もトレンド入りしているが...
Xで障害が発生したのは、28日の9時過ぎから12時30分頃にかけての数時間だ。タイムラインが読み込めない、新規ポストの投稿が反映されないなどのトラブルが断続的に報告されている。
こうしたトラブルを受け、Xでは「Twitter不具合」「Twitterくん」「Twitter調子」などのワードがトレンド入りした。
「X不具合」とのワードもトレンド入りしているものの、14時時点での「Twitter不具合」を含む投稿が1万7200件を超えているのに対し、「X不具合」は約7100件と倍以上の差がついている状況だ。
ツイッター(Twitter)はイーロン・マスク氏に買収され、23年7月にサービス名を「X」に改めた。ブランドロゴも青い鳥のシルエットから黒いXのマークに変更され、ユーザー投稿の名称は「ツイート」から「ポスト」になった。24年5月にはURLも「twitter.com」から「x.com」へと変更された。
新たなサービス名やロゴに関する日本のユーザーらの反応は芳しくなく、サービス名が「X」に変わってから1年以上経つ現在でも、未だ多くのユーザーらに「ツイッター」の名前が広く浸透している。
「褒めるときはTwitterって呼ぶ 貶すときはXって呼ぶ」
今回のトラブルに際しても、「Twitter(X)不具合系のトレンド誰もXと呼んでなくて、やはり誰もこのSNSをXと認識してないんだなぁと再確認しました」「X不具合じゃなくてTwitter不具合がトレンド入りするあたり誰も呼んでないってのが分かる」などとする声が相次いだ。
ツイッターに関連するワードがトレンド入りしていることを受け、改めてツイッター愛を明かすユーザーもいる。
「今更呼び名を変えるつもりはないからTwitterって呼ぶけど、今の使い勝手の悪さのことを語るのにTwitter呼びはあまりにもTwitterに失礼だからボロクソに扱き下ろす時だけX呼びするようにしてる」「褒めるときはTwitterって呼ぶ 貶すときはXって呼ぶ」など、ツイッターへの偏愛ぶりをアピールする投稿も目立つ。