世田谷署「X上で投稿があった事実については承知」
「ヘヴンスドア」で22年12月に行ったというライブの動画では、サイレンのような音を鳴らしながら、バンドのメンバーが床に何かを撒いて、2か所に火を付けていた。ライブでは、床にロウソクを灯して祈ったり、スピーカーでがなり立てたりするなど、破天荒なステージを繰り広げていた。
このバンドのサイトやリーダーのXでは、フロアに火を付けたかどうかやその理由について、8月26日夕時点では、まだ説明していない模様だ。
ヘヴンスドアのスタッフは26日、J-CASTニュースの取材に対し、騒ぎがあった25日は、アルバイトに任せていたとして、「詳しいことについては、分かりません」とした。火災報知器は作動しておらず、警察や消防も出動していないという。
「警察から26日に電話がかかってきて、出演したバンドに火の管理をきちんとするように伝えてほしいと言われました。このバンドがこれまでも同様のことをしていたか、どの程度に火を点けていたのか、などについては、まだ分かりません」
ライブハウスを管轄する世田谷署は26日、取材に対し、「X上で投稿があった事実については承知しています」と答えた。詳細については、警視庁の広報課に聞いてほしいとしたが、同課は、「発表していない案件ですので、対応はできません」と取材に述べた。
東京消防庁の広報課は26日、このライブハウスへの25日夜の出動はなかったと取材に説明し、詳細については、確認中のためコメントできないとした。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)
【お詫びとお知らせ】
— LYL (@LYL_BAND) August 25, 2024
演奏者にとって、楽器は単なるモノではなく、一緒に歩み汗と涙を共有し、共に育ってきた親友以上の存在であり、お金だけで量れる価値や、新しいものを買えばいいという問題ではなく、配慮や価値観に関してどうしても難しいという判断となりました。
申し訳ございません。 pic.twitter.com/r9sR3fi8vj