スマホ時間長くても...「メリハリ利用」が健康的という調査 ダラダラいじらず、目的意識を持って

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「毎日4時間以上」でも、メリハリつける人が健康に自信

   続いて、プライベートのスマホ利用時間と健康意識の関係を、「毎日4時間以上」「毎日1~4時間未満」「毎日1時間未満」の3段階で聞いた【図表3】。

   「毎日1~4時間未満」の利用が、全年代で健康への自信が最も高くなった。「毎日1時間未満」や「毎日4時間以上」と比較すると、平均で約4~7ポイント高くなる。つまり、「毎日1~4時間」のほどほどの利用が健康にはいいようだ。

   ところが、健康によくなさそうな「毎日4時間以上」の人だけを対象に、メリハリ意識を持って利用しているかどうかを聞き、健康意識を調べ直すと興味深い結果が出た。

   メリハリ利用とは、だらだらとスマホをいじったりしないで、目的を持って使うことを指す。「メリハリをつけて利用」「どちらでもない」「なんとなく利用」の3段階で、健康だと思う割合を集計した【図表4】。

   すると、すべての年代で「メリハリ利用」の人は、健康だと思う割合が56~75%も高くなった。これは、【図表1】と比較しても、「メリハリ利用」の場合は、たとえ毎日4時間以上利用しても、全ての年代で健康に対する自信が高いことがわかる。

   こうした結果から、スマホ利用と健康意識との関係は、利用時間の長さより、利用意識(メリハリをつけて利用するかどうか)のほうが大きく影響している可能性があるという。

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