「レイガンはある意味で正しかった」
論文は18枚に及び、その中で「オリンピックでブレイキンがデビューすれば、オーストラリアでメディアの熱狂が巻き起こるだろう」と予想していたという。
記事によると、大会前のインタビューでレイガンは「オーストラリアではブレイクダンスがちょっとしたジョークだと思われていた」とし、次のような見解を示したという。
「私たちは、まったく新しい世代の人たちにブレイクダンスの楽しさを教えている。これは私たちにとってとてもエキサイティングなことで、この文化、ダンス、スポーツを分かち合いたいのです」
レイガンのコメントを紹介した上で、メディアの「熱狂」について次のような見解を示した。
「レイガンは、ある意味で正しかった」とし、「オーストラリアはまたひとつ、世界的なスポーツのアイコンになったが、それは私たちが期待していたような形ではなかった」と辛らつに評した。
ブレイキンはパリ五輪から採用され、新競技として大きな注目を集めた。複数の地元メディアによると、パリ五輪で一躍時の人となったレイガンに、地元テレビ局が熱視線を送っているという。