26年WBC「敵は日本だけではない」韓国メディア悲壮 C組には難敵が隠れている「決して楽観視できない」

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   韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2024年8月22日、26年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の特集記事を組み、母国の展望を占った。

   韓国は1次ラウンドでC組に属し、前大会優勝の日本、オーストラリア、チェコ、予選通過チームと対戦することが決定した。

  • 開催地の東京ドーム
    開催地の東京ドーム
  • WBCで躍動した大谷(WBCインスタグラムより)
    WBCで躍動した大谷(WBCインスタグラムより)
  • WBCで貢献した今永(WBCインスタグラムより)
    WBCで貢献した今永(WBCインスタグラムより)
  • WBCで登板した山本(WBCインスタグラムより)
    WBCで登板した山本(WBCインスタグラムより)
  • 大谷、ヌートバーの2ショット(WBCインスタグラムより)
    大谷、ヌートバーの2ショット(WBCインスタグラムより)
  • 開催地の東京ドーム
  • WBCで躍動した大谷(WBCインスタグラムより)
  • WBCで貢献した今永(WBCインスタグラムより)
  • WBCで登板した山本(WBCインスタグラムより)
  • 大谷、ヌートバーの2ショット(WBCインスタグラムより)

「手ごわい相手が韓国野球代表チームを待っている」

   前回、23年大会の1次ラウンドでB組に属した韓国は、日本、オーストラリア、チェコ、中国と対戦した。

   初戦のオーストラリア戦を7-8で落とすと、第2戦の日本戦は4-13の大敗を喫した。その後、チェコ、中国には勝利したものの、通算2勝2敗でB組3位に終わり、3大会連続で1次ラウンド敗退となった。

   次回、26年大会の1次ラウンドは東京ドームで開催され、総当たりで争われる。1次ランドは、上位2か国が勝ち上がり、米国で行われる準々決勝に駒を進める。

   野球人気の高い韓国ではWBCの注目度は高く、多くのメディアが特集を組んだ。「スポーツ朝鮮」(ウェブ)は、「2026 WBC日本だけじゃない...韓国の同組に爆弾が隠されている」とのタイトルで記事を展開した。

   記事は、近年、韓国代表が国際大会で低迷することを踏まえ、「今回も『難敵』を超えなければならない。手ごわい相手が韓国野球代表チームを待っている。韓国が属するC組には難敵が隠れている。『宿敵』日本はもちろん、オーストラリア、チェコももはや簡単な相手ではない」と警戒を深めた。

「オーストラリア野球の成長を目の当たりに」

   韓国は06年のWBC第1回大会でベスト4に入り、09年の第2回大会で準優勝に輝いた。その後の3大会はすべて1次ラウンド敗退し、不本意な成績が続いている。

   記事では23年大会を、こう振り返った。

「世界最強の戦力と評価されていた日本戦の敗北も残念だったが、初戦でオーストラリアに敗れたのが痛かった。オーストラリア野球の成長を目の当たりにし、韓国代表チームの世代交代を意識させる決定的なきっかけとなった」

   オーストラリアの実力を高く評価しつつ、「チェコも簡単な相手ではない」とし、次のように評した。

「チェコは昨年のWBC参加後、日本代表チームと緊密な交流を持つようになり、急激に実力が伸びている。WBC参加当時、代表チームの選手たちが『兼業』をしながら野球をすることが話題となったが、大会をきっかけにチェコ国内での野球人気が大きく上がったという話もある。日本がチェコの野球を積極的に支援し、日本に何度も招待してトレーニングはもちろん、代表チームの親善試合などを行い、急速に成長しているため、決して楽観視することはできない」

   注目の26年大会1次ラウンドC組は、3月5日に東京ドームで開幕する。

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