【DeNA】6点リードから悪夢の逆転負け CS進出に向け...安定感欠く「救援陣の整備」が急務

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   痛すぎる1敗だ。DeNAが2024年8月22日の中日戦(横浜)で6点のリードをひっくり返されて逆転負け。連勝が3で止まり、借金3に逆戻りした。

  • 横浜DeNAベイスターズの本拠地・横浜スタジアム
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7回からの3イニングで8点を奪われる

   6回終了時点で7-1。楽勝ムードのはずだったが、終盤に悪夢が待ち受けていた。

   先発のジャクソンが7回に田中幹也に中前適時打を浴び、さらに1死満塁のピンチを招いたところで降板。2番手・佐々木千隼が遊ゴロ併殺崩れの間にさらに1点を献上したが、まだ4点のリードがあった。

   しかし、8回以降も中日打線の勢いを止められない。

   山崎康晃、ウェンデルケンが痛打を浴びて4失点で同点に。直後に勝ち越したが、9回から登板した守護神の森原康平が4本の集中打を浴びて同点に追いつかれた。

   1死を取っただけで降板し、中川颯が田中に決勝打を浴びて万事休す。7回からの3イニングで8点を奪われ、ダメージの大きい敗戦を喫した。

「山崎康晃も全盛期の姿には程遠い」

   8月22日時点で、DeNA救援陣の防御率3.08はリーグワーストだ。

   スポーツ紙記者は

「森原は疲れの影響なのか、登板を重ねるたびにパフォーマンスが落ちている。山崎康晃も全盛期の姿には程遠い。救援陣はテコ入れが必要でしょう。今のままでは逆転優勝どころか、CS進出も厳しい」

と指摘する。

   だが、投手陣の層が厚いといえない。

   セットアッパーで活躍してきた伊勢大夢は19試合登板で0勝2敗11ホールド、防御率5.74。2か月の調整期間を経て8月中旬に1軍に復帰したが、安定感を欠いている。

   今季ブルペンで奮闘していた京山将弥、中川虎生も調子を落としてファームで調整中。苦しい台所事情でどう立て直すか。三浦大輔監督の手腕が問われる。(中町顕吾)

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