「原因は特定していないが、車掌がドアを開けて換気対応をした」
海里の車内で8月18日に異臭騒ぎがあったかについて、JR東日本新潟支社の広報室は21日、J-CASTニュースの取材に対し、こう答えた。
「復路の途中から、車内に強い臭いがするようになって、車掌が車両間通路のドアを開けて換気する対応をしました。客車には、窓がありませんので、車掌のいる乗務員室の窓を開けて、客席側のドアも開放しました。空気が流れるようにしましたが、空調を強くしたとは聞いていません。お客様から臭いについてご意見があったわけではなく、車掌が臭いに気づいて自らの判断で対応したと聞いています」
気分が悪くなったなどと訴えた客がいたという情報は、入っていないという。臭いの原因についても、特定したわけではないとしている。
「強烈な悪臭」がした男性客がいたのかについては、「お客様のことについての詳細は、分かりかねます。また、お客様の特定につながるような情報については、提供できません」と述べるに留まった。
JR東日本の公式サイトでは、荷物の持ち込みルールとして、「不潔なもの、臭気を発するもの、他のお客さまに危害を及ぼすおそれのあるもの」などは車内に持ち込めないとある。
客から強い臭いがした場合については、「ケースバイケースで対応しています」と説明した。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)