フリーアナウンサーの雨宮塔子さん(53)が2024年8月20日放送の情報番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)に出演し、パリ五輪柔道混合団体決勝で採用された電子ルーレットについて、フランス人の見解を語った。
試合後、Xで「ルーレット」「JUDO」「リネール」がトレンド入り
混合団体決勝で大きな話題となったのは、3-3で迎えた第7戦。階級カテゴリーを決めるためにデジタル・ルーレットによる抽選が行われ、第7戦は「男子+90キロ」に決まった。
日本は重量級エース斉藤立(22)が登場し、対するフランスは今大会、100キロ超級金メダルの最強王者テディ・リネール(33)が畳に上がった。
試合は、フランスの期待を一身に背負ったリネールが、大内刈りで一本勝ちし、フランスに金メダルをもたらした。
試合後、Xでは「ルーレット」「フランス」「JUDO」「リネール」がトレンド入りするなど、大きな注目を集めた。
最後の階級を決める抽選方法がデジタル方式だったため、Xでは「不正」を疑う声も上がった。
「でもいいじゃん。テディ勝ったんだから」
柔道が盛んなフランスでは、電子ルーレット騒動をどのように受け止めたのだろうか。番組では、パリ在住25年という雨宮さんに、フランス人の見解を聞いた。
パリ五輪開催中は日本に滞在し、テレビで観戦したという雨宮さんは「違和感はありますね。違和感ありつつ、フランス人は『でもいいじゃん。テディ勝ったんだから』みたいな」と語った。
そして、番組MCを務めるお笑いコンビ「ハライチ」澤部佑さんが「フランスの方もちょっと(違和感が)あるけどということですか?」と質問すると、雨宮さんは「あると思いますよ。そういう志がある方は」と答えた。
パリ五輪柔道では初日から「不可解判定」が続いた。優勝候補の日本選手が金メダルに届かないケースがあったことから、インターネット上では、電子ルーレットの決定に「疑惑」の目が向けられた。