【2025年卒就活生】8月1日内定率91%、終盤戦に...内定まだの人、とった人も「内定はゴールではない、スタートにすぎない」

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就活を振り返り、うまくいかなかったポイントを見つける

   超ハイペースで進む就活、焦らずに自分に合った会社を見つけるにはどうしたらよいか。J-CASTニュースBiz編集部は、調査を行なった就職みらい研究所所長の栗田貴祥さんに話を聞いた。

――8月1日現在の内定率が91.2%という驚異的な数字。これほどスピードアップした理由は、どこにあるのでしょうか。

栗田貴祥さん たしかに、8月1日現在の内定率は91.2%と、現行の就活ルールが始まった2017年卒以降では、新型コロナの影響を受ける前年の2020年卒の8月1日時点と同率で最高値となりました。

早い時期での内定率の高さの背景には、折からの人手不足を起因とした、企業の採用意欲がより一層高まっていることが挙げられると考えております。

―― 一方、就活を実施中の人が全体で2割近くいます。その中には、内定を取っている人も1割以上含まれています。

「就活開始当初と比べた今後の就活の方針」の調査をみると、内定取得者は柔軟に対応し、さらなるステップアップを目指しているのに対し、内定がまだ得られていない人では「志望内容や範囲は変えずに活動する」が7割近くいて、初心貫徹の意気込みを感じます。

内定を得られていない学生は今後どうしたらよいでしょうか。アドバイスをお願いします。

栗田貴祥さん 採用意欲の高さから、現時点でも新卒採用を続ける企業も少なくありません。また、採用予定人数に満たないなどで、追加募集をしている企業もあります。

このような背景から、2025年卒の内定未取得の学生の皆さんは、2024年卒の8月1日時点の内定未取得の学生に比べ、「志望内容や範囲は変えずに活動する」という方が多いのではないかと推察されます。

まだ内定を得られていない学生の皆さんは、自分の就職活動を振り返り、うまくいかなかったと思われるポイントを見つけ、それを解消するための工夫をしてみてください。
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