「彼に言えなかったのが少し残念でした」
男性はローマンさんに「さらにいくつかの提案と励ましを与えて去って行きました」。その後、ローマンさんの妻が警察に電話し、財布が警察署に届けられていることがわかったという。
「とてもうれしく、一緒に財布を探していた男性と喜びを分かち合いたいと思いました」が、周囲を探すも男性はすでにいなくなっていたといい「彼に言えなかったのが少し残念でした」と振り返った。
無事に手元に戻っていた財布には、「もちろんお金も書類もすべて財布の中にありました」という。
自身の体験を通じて、日本で暮らす「外国人」としての思いもつづっている。
「最近、外国人に関する論争が多い。ならず者外国人あったね」といい、「そうして多くの外国人が日本人は自分たちに対してあまり親切ではなく、敵対的でさえあると不満を言い始めました」。