【ロッテ】佐々木朗希わずか16球で負傷交代 ツキにも見放され「メジャー挑戦」いばらの道に

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   ロッテ・佐々木朗希がツキから見放されている。

   2024年8月15日の日本ハム戦(エスコン)に先発登板したが、2回途中で左足に打球が当たりわずか16球で交代。試合は佐々木の後を受けて緊急登板した坂本光士郎が3回に集中打で一挙6点を奪われ、1-6で敗れた。

  • 佐々木朗希選手(写真:AP/アフロ)
    佐々木朗希選手(写真:AP/アフロ)
  • 佐々木朗希選手(写真:AP/アフロ)

「あの打球に対応するのは難しい」

   立ち上がりは完ぺきだった。

   初回に先頭打者の松本剛を直球で三ゴロに打ち取ると、細川凌平をスライダーで中飛、マルティネスをスライダーで空振り三振と三者凡退に仕留めた。

   2回も清宮幸太郎を155キロ直球で二飛に仕留め、続く浅間大基に投げた3球目のフォークをはじき返されて、その打球が佐々木の左足首付近に当たった。

   三塁ベンチに下がって治療を受け、再びマウンドに戻ったが大事を取って降板した。

「不運としか言いようがありません。佐々木は投げた後に一塁方向に体が流れるので、あの打球に対応するのは難しい。打球が速かったですし、軸足なのでよけきれなかった。長いイニングを投げて勝ってもらいという思いが首脳陣にもあったでしょう。早期の降板は誤算でした。患部の回復次第ですが、次回登板は少し間隔を空ける可能性があります」

救援陣に疲れが見える夏場でフル稼働してほしかったが

   佐々木は今季、故障で2度離脱。12試合登板で投球回数は71イニングにとどまっている。

   救援陣に疲れが見える夏場でフル稼働してほしかったが、不透明な状況に。シーズンを通じてチームに貢献できているとはいえない。

   心身共に強くなり誰もが認めるエースになれるか。メジャー挑戦の意向を公言しているが、いばらの道だ。(中町顕吾)

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