「魔が差して...」ガンプラの箱すり替えで男が店に謝罪 店長は許さず警察へ、その一部始終を聞いた

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「お許しをいただけたら」に、店長は「もう遅いです」と断る

   店長が購入した商品はどこにあるか聞くと、この男は、プラモデルを作った後に罪悪感に責められて捨ててしまったと、真偽不明の説明をしたという。

「どうにかならないですか? お許しをいただけたら、助かるんですけど」
「人生、会社があるので、お願いします」

   男は、店長にこう懇願したが、店長は、きっぱり告げた。

「助けたかったんですよ。もう遅いです」「やる前に考えて下さい」

   1時間半ぐらい店長と押し問答をした後、男は、店長とともにようやく警察に出向いたという。

   店長によると、すり替えは、商品4つで行われ、1つはこの男が購入し、もう1つは、連絡してきた日本人客が購入した。残り2つのうち、1つは外国人客が8月12日に購入し、もう1つは売れ残っていたという。外国人客がすり替えに困っていないか心配しており、公式Xで客に確認を求めた。

   店では、こうした事態を受けて、「購入前の箱開けを禁止させていただきます 確認はレジにて店員と行って下さい」「今後の対策として、全ての商品をセロテープで封じる予定です」と告知した。そのうえで、すり替えについて、「こんな事は決して許される行為ではありません。マネしないでください」と訴えている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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