「他の客が乗れなくなるほか、運転手も売り上げにならない」
他のタクシー会社からも、同調する声が出ており、熊本タクシー(熊本市)は8月2日、今回の投稿を引用して、「これは本当に日本全国各社からの心からのお願いです」「どうか、乗務員さん達の努力を無駄にする行為はおやめ下さい」などと公式Xで呼びかけた。
また、江南交通(神奈川県平塚市)の広報担当者は同日、投稿を引用しながら、「タクシー乗り場でタクシーいなかったらからタクシー呼んで、空車が来たからキャンセルパターンも良くありますね 出来るだけご遠慮いただきたいです」とX上で報告した。
投稿した江ノ島タクシーの担当者は13日、J-CASTニュースの取材に対し、複数台を配車する一部の客の行為について、こう話した。
「例えば5台を同時に配車したとすると、他の組のお客様がタクシーに乗れなくなってしまいます。複数台呼ぶのは電話だけの時代から、こうした行為は0ではなかったですが、アプリで気軽にタクシーを呼べるようになって、数倍ぐらいは増えた感じがします。特に夏の湘南地区は、道路が渋滞しますので、タクシーが着くのに通常よりかなりお時間がかかることもあり、キャンセルされてしまうとドライバーの売り上げに繋がらないのでドライバーが大変困ってしまいますね」
GOアプリがキャンセル料を取った場合については、タクシー会社にも配分してほしいと問い合わせをしているというが、なかなか実現には至らないという。
今回の投稿でも、この問題の背景として、売上やモラルの問題があることに客の認識が至っていないといい、キャンセル料を取るなど何かしらの罰則がないと複数配車の行為が減らないのではないかとの見方を示した。
タクシー会社にキャンセル料徴収分を配分していないことなどについて、アプリを運営するGO(東京都港区)にも取材したが、13日19時時点で回答は来ていない。回答が来次第、追って伝える。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)
【 お願い 】
— 江ノ島タクシー株式会社【公式】????????????イラストコンテスト開催中&イベント開催中 (@enoshimataxi) August 2, 2024
最近、GOアプリでご乗車される方で
GOアプリでタクシーを呼ぶ
→ 平行して【弊社】又は【他社】のタクシーを【電話】又は【アプリ】で配車をかける
→ 早く着いた方のタクシーに乗る
→ ご乗車しなかった方のタクシーはキャンセルもしくは、キャンセルしておいて~の一報のみ…