東京美容外科の統括院長・麻生泰氏が2024年8月12日、パリ五輪スポーツクライミングの女子複合決勝で、日本の森秋彩選手が苦戦を強いられたことにXで言及し、「エルメスやヴィトン買うのやめようかなぁと思いました」と、開催国フランスへの不満をあらわにした。
「昔は舶来品に価値があるなぁと思ってたけど」
8月10日に行われたスポーツクライミングの女子複合決勝。先に行われるボルダーで、森選手は4つの課題のうち完登が1つにとどまり、8人中7位と出遅れた。後半のリードで追い上げるも、最終的に4位でメダルに届かなかった。
森選手が特に苦戦したのが、ボルダーの第1課題だ。ホールドの位置が高く設定されており、森選手は何度飛びつこうとしても時間内に登ることができず、0点に終わってしまった。
この場面をめぐって、Xでは、身長154センチメートルと小柄な森選手にとって、ホールドの位置設定が「高すぎる」とする指摘が噴出。さらに、柔道やバスケットボールなど、日本が出場した他競技の試合判定が物議を呼んでいたこともあり、開催国フランスに対する批判も起こった。
麻生氏は12日にXで、森選手の試合に関して「ほんとフランスってどうしようもねーな」と憤るユーザーの投稿を引用し、「自国を勝たせるにはなんでもやるんだな~勝っても、失うものの方が多いのがわからないんだろうな。勝ちに拘って大切な物を見失う人も多いな」と述べた。
続く投稿では、「フランスのオリンピック見てから、エルメスやヴィトン買うのやめようかなぁと思いました。昔は舶来品に価値があるなぁと思ってたけど、UNIQLOの方がシンプルで機能的だわ」とも皮肉った。