「メダル獲得=集客できる」ではない フェンシング銀メダリストが公開した衝撃写真

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ラグビーW杯で歴史的勝利後の「不手際」

   五輪やワールドカップ(W杯)で好成績を収めたあと、国内での競技人気が持続するか、一過性で終わるかは選手にとって大きな問題だ。

   2015年、ラグビーW杯イングランド大会で、日本が南アフリカに歴史的な大金星を挙げた。過去の大会で全く振るわなかった代表チームは同大会で3勝と大活躍。日本では「ラグビーブーム」が起きた。

   大会後の国内リーグに目を向けると、開幕戦はチケットが完売した。ところが蓋を開けると、スタンドは空席が目立った。当時の報道を見ると、ラグビー協会側が一般客向けの販売を抑え、招待券や回数券の来客を多く計算していたが、見込みが甘かったのだという。

   当時の日本代表で、この試合に出場していた田中史朗選手(2023-24シーズンで引退)は協会に苦言を呈した。20年3月5日付の産経新聞電子版によると、担当者に電話して直接訴えたという。

「選手はほとんどお金をもらわずに、日本ラグビーのために頑張っているのに、どうしてこういうことになるんですか」

   記事は、「あの人気をその後、継続できなかったのは僕たちの責任であり、協会の責任だと思います」と続く。だが、自国開催となった19年のW杯で日本は初の8強入りを果たし、ラグビー人気に再び火が付くこととなった。

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