東京五輪卓球女子団体銀メダリストの石川佳純さんが2024年8月12日、自身のインスタグラムでパリ五輪を振り返った。
石川さんはフジテレビ系の中継のスペシャルキャスターを務めた。その仕事ぶりは大会期間中からSNSで好評だった。
「選手の皆さんには感謝しかありません」
石川さんはキャスターとして過ごしたパリ五輪を、こうつづった。
「試合直後に選手にインタビューをさせてもらう事も多く、本当に貴重な経験をさせて頂きました。
勝った時は自分の事のように嬉しく、残念ながら負けた時は大きなプレッシャーの中、その選手がこの日の為にどれだけの努力をしてきたか、その悔しさを思うと言葉がなかなか出ませんでした。
でも、どんな状況でも真摯にインタビューに答えてくださった選手の皆さんには感謝しかありません。
私自身未熟な点も多かったですが、選手の思いを伝えられるよう精一杯務めさせていただきました」
石川さんは、卓球の中国女子選手に流ちょうな中国語でインタビューする様子や、卓球の選手たちと仲がよさそうな雰囲気が話題になった。
また、現役時代を思い出し、改めて「感謝」の気持ちが沸いたという。
「初めての外から見たオリンピック、世界中からたくさんの方が観戦に来ていて、街中もオリンピック一色。
また、試合中に映る選手のご家族やコーチ、サポートされてきたスタッフの方々の緊張感ある表情を見る度に、選手と一緒に戦っている事を感じ、現役時代に一緒に戦ってくれた家族やコーチ、応援してくださった方に私自身改めて感謝の思いが募る時間になりました。
感動、興奮、全てが詰まった素晴らしい舞台でした」