学校や塾で個別指導が増え、体育系部活まで「いつでも手を差し伸べるから」
おそらく、学生時代に周囲から暖かく見守られる機会が多かったことが要因ではないでしょうか?
たとえば、学校や塾でも集団指導から個別指導に力を入れるようになりました。塾では半数以上が個別指導になってきています。
最近は大学生を指導する体育会の監督の育成法が変わり「俺についてこい」ではなく「いつでも手を差し伸べるから」と近くで見守っている姿勢を示さないと、選手の気持ちが折れてしまうケースが増えていると聞きます。
大学のアメフトチームを監督している知人がいますが、最近は4年生になると、多くの選手にキャプテンだけでなく副キャプテン、ディフェンスリーダーと肩書を付与するとのことでした。
すると、肩書のある選手が集まり、合議制で何事も決めたがるにもかかわらず、監督は決定のプロセスをみていてほしい。そして、共同責任者であってほしいと要求してくるといいます。
私は「チアアップ型」の指導と呼んでいますが「頑張れ」と横で暖かく見守り、伴走する姿勢で指導を受けてきたのです。