「豆腐は安くて当たり前」という消費者の意識を変えなくは
――なるほど。ところで豆腐店はこれからどうなるでしょうか。どうすれば生き残ることができますか。
飯島大介さん かつては、特売の目玉として「1丁19円」の豆腐がありましたが、今は無理です。「豆腐は安くて当たり前」という、われわれ消費者の意識を変えなくは、豆腐店の生き残りは厳しいと思います。
消費者は、「物価の優等生」などと豆腐を持ち上げてきたことを、反省する必要があります。豆腐店も、「豆腐を作るにはこれだけのコストがかかり、これだけの値段で売りたい」とはっきり自己主張すべきです。
消費者も豆腐を食べたければ、それなりの値段で買うことを受け入れなくてはいけません。
(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)