パリ五輪・男子バスケットボール日本代表の渡邊雄太選手が2024年8月7日、インスタグラムに16歳からチームメートとしてともに代表チームで戦ってきた富樫勇樹選手・比江島慎選手に宛てた思いをつづった。
「まこの『俺ら強くなったな』って一言が本当に全てを表してる気がしました」
渡邊選手は7日、夜の凱旋門の前にたたずむ冨樫選手と比江島選手の後ろ姿の写真を添え、「日本へ帰国する前日この二人と急遽パリへ」と3人で出かけたことを明かした。
「いつも当たり前のようにいてくれた彼ら二人。もしかしたら3人とも揃うのはこれで最後かもと思うとなんとも言えない気持ちになりました」
3人が日本代表チームのメンバーとして出会ったのは11年、渡邊選手が16歳だった時のことだといい、「その時同じように招集された中にゆうきもまこもいて、無名だった僕とは違い、彼ら二人はすでに世代を代表するスター達でした。僕の憧れでした」と振り返った。
渡邊選手は13年間に渡る日本代表の軌跡について「負けばっかりの苦労だらけの道のりでしたが、去年のワールドカップでやっと少しだけ報われた気がしました」として、「まこの『俺ら強くなったな』って一言が本当に全てを表してる気がしました」と噛み締めるようにつづった。
日本代表としての今後について、「二人とずっとこの先も一緒にまだまだプレーしたいですが、それは彼ら自身が決めること。どのような決断をしても二人と苦楽を共にした13年は忘れません」とした。