「私の怪我は思ったより深刻だった」
スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)によると、アンは報道陣に対して「私の怪我は思ったより深刻だった。しかし、それを安易に考えた代表チームに失望した。その瞬間を忘れることができない」と、協会に対する恨み節をさく裂させたという。
さらに、こう続けたという。
「最初に誤診を受けた瞬間からずっと我慢しながら試合をしたが、昨年末に再検診してみると、かなり悪かった。それでも耐え忍び、トレーナーの先生が助けてくれたおかげでここまで来ることができた」
アンは23年9月に中国・杭州で開催されたアジア大会で右ひざを負傷。症状は深刻で、当時、パリ五輪まで完治の見込みがないとの診断が下されたという。膝の痛みに耐えながら金メダルを獲得したことで、アンはこのときの診断を「誤診」と表現したようだ。
韓国バドミントンの第一人者の使命感からか、アンは協会の体質にも言及。
「協会はすべてを阻止していると思う。自由という名目で放任している。バドミントンは大きく発展できるのに、金メダルを1つしか獲得できなかったという事実を省みるべきだ」
韓国バドミントン協会はアンの発言をどう受け止めるのか。今後に注目が集まる。