石川祐希「一緒にプレーできたことを誇りに思います」
藤井さんは宮城県石巻市出身で、ポジションはセッター。「世界一美しいBクイック」と評されるクイックが魅力の選手だった。17年から日本代表に選出されるようになり、東京五輪にも出場した。Vリーグの「東レアローズ」所属で、キャプテンを務めていた。
だが、22年2月に胃がんステージ4であることを公表。闘病の末、23年3月に31歳の若さで亡くなった。妻は元バレーボール女子日本代表セッターの佐藤美弥さん。
東京五輪でともに闘った石川祐希選手は藤井さんの訃報に際して、
「藤井さんと出会い、一緒にプレーできたことを誇りに思います。
みんなに元気を与えてくれる笑顔、
どんな時でも全力で気迫溢れる闘志、一生忘れません。
今まで沢山頑張ってきた分ゆっくり休んでください。
ありがとう。。。
心からご冥福をお祈りいたします。 #心はひとつ」
と当時Xでメッセージを寄せた。
ハッシュタグの「心はひとつ」は、バレーボール選手たちにとっても大事な合言葉だ。
藤井さんが胃がんを発表した際に、所属する東レの選手たちがSNSでハッシュタグを付けて発信したことで広まった。藤井さんも生前、自身のインスタグラムでの投稿にこのハッシュタグをつけていた。
※高橋藍選手の「高」は「はしご高」が正しい表記