お笑いタレントの明石家さんまさん(69)が2024年8月3日放送の「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)に出演。パリ五輪柔道女子52キロ級の試合で、2回戦敗退を喫した阿部詩選手(24)が試合後に号泣したことについて、私見を述べた。
「柔道の板の上ならゴチャゴチャ言うてもええけど。降りてるからね、畳の上から」
パリ五輪、兄妹で連覇が期待された阿部一二三選手と詩選手。しかし、日本時間28日に行われた2回戦で、詩選手は世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワ選手(ウズベキスタン)と対戦し、一本負け。試合後、コーチに支えられながら悔しさのあまり泣き叫ぶ姿を見せた。
明石家さんは詩選手の号泣について、こう述べた。
「あれがステージ上ならいろいろ言うてもええよ。降りてんねんから。悔しくて泣いたってええやろ。人前で泣くのって、詩ちゃんでも絶対恥ずかしいと思う。それも我慢せずに泣いてしまう凄さね、彼女の人生の。ようするに、柔道の板の上ならゴチャゴチャ言うてもええけど。降りてるからね、畳の上から。それは泣いてしゃーないし」
最後に「頑張った。みんな頑張ってるしね。個人の努力とか、見てないのに語るって不思議な時代やな」と締めくくった。