IOC「すべての人は差別なくスポーツをする権利がある」
林は準々決勝後に取材に応じ、「ここまで来るのは簡単ではなかった。言うまでもないと思う。みんなが見ている。対戦相手も立派な相手だ、今日の勝利は簡単ではなかった」と涙を見せたという。
海外メディアの報道によると、ケリフは銅メダル以上を確定させた後、「私は女性よ」と涙ながらに訴えたという。
林、ケリフの「性別問題」に関して、IOCは8月1日に「すべての人は差別なくスポーツをする権利がある」「これまでのオリンピックボクシング競技と同様に、選手の性別と年齢はパスポートに基づいている」などの声明を発表した。
一方で、ボクシング界からは元世界王者などが、IOCの判断に対して批判の声を上げており、騒動はいまだ収まっていない。