女子ボクシング性別騒動「66キロ級がヘビー級と戦うようなもの」 元世界王者がIOC痛烈批判

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「選手自身に罪はない。生まれつきのものは仕方がない」

    デイリー・ミラーによると、マクギガン氏は2回戦でケリフが圧勝した試合の内容について、「彼女(カリニ)は口への一撃であ然とし、2発目のパンチが鼻にヒットした。彼女の顔を見れば、ショックを受けているのがわかる。ウェルター級(66キロ級)がヘビー級と戦うようなものだ」と語ったという。

    そして、「選手自身に罪はない。生まれつきのものは仕方がない」とした上で、怒りの矛先をIOCに向けた。

    「オリンピックは頭を下げるべきだ。『左フック』と『釣り針』の区別もつかず、根本的な間違いを犯している。IOCは明らかに何もしようとしない。これは恥ずべきことであり、私たちのスポーツ(ボクシング)に大きなダメージを与えている」

    騒動の渦中にいるケリフは、3日に行われた準々決勝でアンナルツァ・ハモリ(ハンガリー)に判定勝ちをし、銅メダル以上を確定させた。6日に行われる準決勝でチャンチェーム・スワンナーペン(タイ)と対戦する。

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