パリ五輪でフェンシング日本代表が、またも快挙を成し遂げた。日本時間2024年8月3日、男子エペ団体が銀メダルを獲得した。今大会3つ目のメダルだ。
これほどの成果を出しながら、男子エペ団体の決勝戦はテレビ地上波での中継がなかった。Xではそれを残念がる声が目立つ。
太田雄貴さんも地上波放送を訴える
男子エペ団体は、前回大会の東京五輪では金メダルに輝いており、史上初の2大会連続でのメダル獲得となった。
今大会でのフェンシング日本代表の活躍は目覚ましい。男子エペ個人で加納虹輝選手が金メダル、女子フルーレ団体は銅メダルを獲得した。女子では個人・団体を通して初の五輪メダルだ。また、フェンシングが1大会で複数メダルを獲得するのも初めてだ。
だが、日本ではまだマイナー競技という扱いで、男子エペ団体の決勝戦は地上波で中継されなかった。NHK BSやインターネット配信はあったものの、Xでは残念がる声が散見された。
「フェンシング団体決勝やのに地上波ないのか」
「地上波無しでネット放送日本語解説無しかよ」
「地上波 日本語解説で観たかったなー」
「東京オリの時にレベル高いの知ってるんだから放送すればいいのに」
「東京五輪で金メダル獲得している種目なのに地上波で生中継がないのは何故なのか」
北京五輪・男子フルーレの銀メダリストで、現在は国際オリンピック委員会(IOC)委員の太田雄貴さんもXに、こう投稿していた。
「決勝戦は地上波で放送して欲しいです」
試合開始は3日の深夜3時30分(日本時間)だった。この時間帯の地上波では、男子バレーボール、競泳、陸上などが放送されていた。