パリ五輪・サッカー準々決勝、U-23日本代表対U-23スペイン代表での「オフサイド判定」が、X上で物議を醸している。
前半終了間際、細谷真大選手のゴールがオフサイド判定により取り消された。
本田圭佑「サッカーのルールがよく分からん」
試合を観戦し、自身のXアカウントで実況していた元日本代表の本田圭佑さんは「マジでこれオフサイドになるん?もうサッカーのルールがよく分からん。。」と投稿。
Xでは「オフサイド」がトレンド入りし、「相手背負って待ち伏せ禁止って意味わからん」「本来のオフサイドの意味が失われてる」「オフサイドの本質的な意味と異なる」といった声が続出した。
Jリーグの公式サイトによると、オフサイドとは「攻撃側チームの競技者が得点をするために守備側チームのフィールド内で待ち伏せすることを防ぐために定められたルール」と記されている。
細谷選手の足がオフサイドラインを超えていたことを認める声は少なくない。だが、「待ち伏せ」には当たらないのではないかと見る人が多い。
スペイン紙はVARに感謝
スペインの日刊スポーツ紙「マルカ」のウェブ版では、この判定について「イビサ島のベッドと朝食付き7泊をVAR(ビデオアシスタントレフェリー)に贈りたくなるような内容だった」と報じられている。
イビザ島はスペインを代表する人気リゾート地で、島全体が「複合遺産」として世界遺産に登録されている。朝食付きの優雅なホテルステイを7泊プレゼントしたくなるくらい、スペインにとってうれしい判定だったようだ。