ナイジェリアの「インプレゾンビ」がインフルエンサーに...日本大使とランチも実現 大使は日本との「架け橋」に期待

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「日本人のナイジェリアに対する理解を深める架け橋となってほしい」

   Ken chanさんとは、彼がインフルエンサーになった経緯や日本文化への関心や日本語学習のことなどに加えて「日本人のナイジェリアに対するステレオタイプ的な見方を変える必要性」、「来年日本で開催される第9回日本アフリカ開発会議」についても話したという。

   さらに「ナイジェリアにある『日本』」――例えばナイジェリアで活動する日本企業などにも目を向けてほしいと伝えたところ、会食後に早速、Ken chanさんからこうした日本企業について問い合わせがあったという。

   松永大使はKen chanさんに対し、「引き続きナイジェリアの日常生活を発信し、日本人のナイジェリアに対する理解を深める架け橋となってほしい」と期待を寄せるが、「私からの期待を押し付けるつもりは毛頭ない」とも強調した。

「基本的には、Ken chanさんが発信したいと感じる思いを尊重し、彼の自由な発信が日本とナイジェリアの草の根レベルの相互理解に貢献してくれればと思っています」

   Ken chanさんも、インフルエンサーとしてナイジェリアのコミュニティーに興味のある日本企業や日本のインフルエンサーと協力したい、と今後の活動に意欲を示した。「それがナイジェリアと日本の関係を大きく前進させると私は信じています」と意気込んでいる。

   本業は会社員で、「最近は仕事の関係でインフルエンサーとしてあまり活動していない」というが、「必要な後押しが得られれば、フルタイムでインフルエンサー活動をするつもりです」という。

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