X JAPAN・YOSHIKIさんのAI(人工知能)サービスが誕生する。2024年8月1日、東京都内で行われたファンコミュニティ「YOSHIKI+」発表記者会見で明らかになった。
YOSHIKIさんは自身の口で、頸椎の手術について詳しく説明した。一方、司会者の唐突な質問に戸惑う様子を見せる場面もあった。
ファンサービス発表の場、最初の質問が「頸椎の手術」
「YOSHIKI+」は、22年続いたモバイルサービス「YOSHIKI mobile」に代わるもの。AIやポッドキャストを使ったコンテンツや、オンラインを介した本人とのコミュニケーションが楽しめる。中でも力を入れているのが「AI・YOSHIKI」だ。現在制作中で、学習を進めてさまざまな言語でファンと会話できるようなサービスになるという。会見前、会場では「AI・YOSHIKI」のメイキング映像が繰り返し流れていた。
YOSHIKIさんが姿を見せ、会見がスタート。司会者が質問するスタイルだ。最初にたずねたのは......。
「この度、YOSHIKIさんが三度目となる頸椎の手術を行うことになりましたが、直接お話いただけますか」
YOSHIKIさん、戸惑った様子で、
「え、『YOSHIKI+』の話をするんじゃないんですか。いきなりその話ですか」
確かに会見の趣旨は「YOSHIKI+」の発表で、手術の話はかなりデリケート。だが司会者は、「AI・YOSHIKIのメイキング映像はもう流したので」と返答する。YOSHIKIさん、「え?えーと...」と困りながらも、「10月8日に、ロサンゼルスで3度目の手術が決定まりました」と、詳しく語り出した。
「日本に帰ってくる直前に、MRIを撮ったところ、すぐに手術をしなければならないと医師から言われました。症状はかなり悪い」
過去2度の手術についても触れた。
「最初の手術は首にスペースを空け、2回目は人工椎間板を入れました。次は頸椎の6番目と7番目の間に人工椎間板を入れることになりました」
現在は、「左手に灼熱感の痛み」を感じ、首も痛むため、「かなりの痛み止めを飲んでいる」。これからの2か月を乗り切り、「10月8日以降はすべてのスケジュールをキャンセルし、治療に専念しようと思います」とのことだ。