玉木雄一郎氏の「AIゆういちろう」一時休止に 課題は「1か月50万円」の高額課金だけではなかった

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   国民民主党の玉木雄一郎代表が2024年8月1日、自身の対話型AI「AIゆういちろう」の一時休止を知らせた。

  • 国民民主党の玉木雄一郎代表(2021年撮影)
    国民民主党の玉木雄一郎代表(2021年撮影)
  • 一時休止となった「AIゆういちろう」
    一時休止となった「AIゆういちろう」
  • 国民民主党の玉木雄一郎代表(2021年撮影)
  • 一時休止となった「AIゆういちろう」

「1か月で(詳しくは)言いませんけど、50万ぐらいかかってるんですね」

   「AIゆういちろう」は、国会での質問・答弁やXでの投稿内容など、玉木氏による過去の発言を学んだ対話型の生成AIで、利用者が政策に関する質問などを直接尋ねることができる。

   7月8日に公開された同サービスは大きな注目を集めたが、一部では、当初の想定とは異なる無関係な回答を求め、質問を繰り返すユーザーなども散見されていた。

   Open AIのシステムを使っていたことで、7月18日には8日間で12万円もの課金額が生じたと報告。玉木氏は、想定外の費用負担が生じたことで、利用者に向けXのサブスクリプション登録での支援を呼びかけていた。

   玉木氏は7月31日に池袋駅東口で行われた国民民主党の街頭演説会で、「驚いたのが、かかるお金。1か月で(詳しくは)言いませんけど、50万ぐらいかかってるんですね」と語っていた。

   そして玉木氏は8月1日、Xに「『AIゆういちろう』一時休止のお知らせとお詫び」を公開した。

   サービスの一時休止の理由について、「ご好評をいただいておりました『AIゆういちろう』ですが、ChatGPTのAPI利用規約上、政治キャンペーンへの使用ができないとの指摘をOpenAI社から受けました。AIの安心な使い方が確立されるまでの間の措置とのこと」と説明した。

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