陸上競歩の柳井綾音も被害訴える
スポーツ朝鮮は、出口がSNSで「誹謗中傷」され、緊急声明を発表したことなどを報じた上で、書き込まれた言語に言及した。
記事では、日本のメディアが「出口のSNSには複数の言語で、『立っているだけで金メダルを取ることができた』『出口は全く攻撃しなかった』などのコメントが投稿された」と報じたとし、次のような見解を示した。
「日本のメディアは中傷コメントを複数の言語だと表現したが、実はハングルと英語がほとんどだった」
前回大会の21年東京五輪でも選手に対するSNSでの「誹謗中傷」コメントが多く見られたが、今大会でも選手の「誹謗中傷」被害が相次いでいる。
陸上競歩の柳井綾音(20)は7月29日にXを更新し、「今回の20kmWの辞退の件ですが、たくさんの方から厳しい言葉に傷つきました。試合前は余計神経質になり、繊細な心になります。批判ではなく応援が私たち選手にとって力になります。批判は選手を傷つけます。このようなことが少しでも減って欲しいと願っています」とのコメントを投稿した。
柳井は個人種目を辞退したことで、SNSで誹謗中傷された。
— 出口クリスタ/Christa Deguchi (@10CMD29) July 31, 2024