ミュージシャンのEve(イブ)さんが2024年7月27日、アジアツアーの追加公演を10月に韓国で行うことをXで発表した。
追加公演は8月の東京・有明が最後だとしていたが、新たな追加アナウンスをめぐって、一部のファンからは不満が起こり、Eveさんがインスタグラムで謝罪する事態となった。
「せめて西日本でやってよ」
Eveさんは、テレビアニメ『呪術廻戦』のオープニング曲「廻廻奇譚(かいかいきたん)」、『チェンソーマン』第12話のエンディング曲「ファイトソング」などで知られるシンガーソングライターだ。24年5月から自身初となるアジアツアー「Culture(カルチャー)」を開始し、日本のほかに香港や韓国、インドネシア、台湾などを回った。
また、ツアー開始前の3月には、ツアーの追加公演「文化」を8月に東京・有明で行うと発表。7月27日には、さらに韓国での追加公演が決定したとアナウンスした。公演は10月5、6日にソウルで行われる。
今回の発表を受け、国内外のファンから「おめでとうございます!」「韓国でまた会えるなんて夢みたいです!」など歓迎の声が上がった。
一方で、一部の日本のファンからは「裏切り」「なんで韓国なの?せめて西日本でやってよ」など、千秋楽が国内開催でなかったことに対する不満が起こったほか、Eveさんが有明以降は追加公演を行わないと発言していたという指摘も寄せられた。
「もやもやさせてしまった方がいたらすみません」
Eveさんはインスタのストーリーズで、「有明以降は年内ツアー(ライブ)の予定はないという話を以前配信でしましたが、今回こういった形でライブができることになり、もやもやさせてしまった方がいたらすみません」と謝罪した。
続けて、「当初の予定に追加公演はなく、期待を持たせてしまうことが一番よくないところからの発言でしたが、みんなの切望してくれる沢山の声のおかげで、有明公演も、そしてソウル公演も開催することが叶いました」と説明する。
「それでも今年はアジアツアーが中心で日本でのライブが少ないということも理解しています」としつつ、「ただでさえ多くはないライブですが、1つ1つ丁寧に、自分のペースで来る人全員とライブが作れたらという思いです。有明に向けて準備をしています、楽しみましょうね」と呼びかけた。
Eveさんの声明をめぐって、X上では「このストーリーみて悲しい気持ちになった」「追加公演決まったのに謝らないといけないの謎すぎるよ」「なんで普通に追加公演喜べないん?」「追加公演に不満???ほんとにファンなの?」といった声が上がっている。