パリ五輪男子バレーボールの日本対アルゼンチン戦での判定をめぐり、アルゼンチン選手が怒りをあらわにした。日本のSNSでも判定に対し意見が分かれ、波紋が広がっている。
2024年7月31日に行われた 1次リーグ第2戦で日本は、セットカウント3-1でアルゼンチンに勝利した。
チャレンジ失敗、抗議にイエロー&レッドカードも
問題となったのは、第2セット終盤で、アルゼンチン選手のスパイクに日本人選手2人がブロックに入った場面だ。ボールはラインを超えアウトに。日本の得点となったが、アルゼンチン側が小野寺太志選手の指にボールが触れていたとして、チャレンジを要求。ビデオ判定となったが結果は覆らなかった。
これにファクンド・コンテ選手らアルゼンチン側が抗議し、イエローカードとレッドカードが出される事態となった。
複数のアルゼンチンメディアはこの判定を批判。ファクンド・コンテ選手も試合後にインスタグラムのストーリーズで、問題となった場面の動画とともに「このボールについて怒ると、彼らは我々にイエローカードとレッドカードを与える。我々はこのトーナメントに出場するために3年間努力してきた。みんなの前でひどい目に遭ったときに感情を表に出すべきではない。ただ唾を飲み込んでショーを続けていくだけだ......」と投稿した。さらに「恥を知れ」と怒りをあらわにしている。
日本のXユーザーも「当たってない」「アルゼンチンの点じゃない?」
この判定に日本のXでも意見が分かれ、「ちゃんと自己申告する日本男子がしてない時点でほんとにしてなかったんだと思うんだよなあ」「録画確認してみたけど本当に当たってないわ...!」といった声が上がった。
一方で、「アルゼンチンの点じゃない??小野寺触ってるよね??え、普通にもやもやするんだけど」「小野寺の人差し指めっちゃ動いてますやんwこれでブロックタッチ無い判定はラッキーすぎるし、アルゼンチン側の怒りも普通に分かる」と、ボールにタッチしているように見えるとする声も寄せられている。