市場から消える企業「情報通信業」が最も多い...最先端企業がなぜ? 技術革新の速さに「情報のプロ」が追いつけない?

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NISAなど金融商品取引にも新規参入が相次ぎ...

―― 一方、「金融・保険業」の退出が多い理由は何でしょうか。

担当者 金融・保険業のなかで、参入・退出ともに数字の変化が大きいのが、「証券、商品取引」となります。参入数も大きく増えましたが、さらに退出数も大きく伸びた結果、退出率が上がっています。

新規参入業者の増加したため競争が激化し、市場から淘汰される企業が増えたと思われます。背景として推察されるのがNISAなどの金融商品取引の活発化です。

――今後、情報通信業や金融・保険業が激しい競争に生き残るにはどうしたらよいか、何が課題だと考えていますか。

担当者 経営者が将来の需要を見据えた戦略をしっかり立てること、社員のスキルや技術の習得を促し、事業拡大にしっかり貢献してくれる人材を育成すること、DXや業務効率化などを進めて生産性をあげること、などが考えられます。

(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)

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