阪神・岡田彰布監督(66)の巨人に対する苦言に、インターネット上で虎党から賛同の声が上がっている。
阪神は2024年7月31日、ホーム甲子園球場で巨人と対戦し、9-6で勝利した。1回に4点を先制。1点リードの6回に4点を追加して突き放すと、7回に1点を入れ巨人の追い上げを振り切った。
「伝統の一戦にならんよ、はっきり言うて。ホンマ」
岡田監督が苦言を呈したのは、7回の攻撃場面だ。
4点リードの2死2、3塁。3番・森下翔太外野手(23)が打席に立った。巨人のマウンドは、この回から登板した平内龍太投手(26)。
平内の初球は、森下の顔面付近を襲った。森下は思わずのけぞるように倒れた。そして、続く2球目。今度も内角高めを突いた。
森下は4球目のスプリットをショートの内野安打とし、阪神にダメ押しとなる9点目が入った。
スポーツ紙の報道によると、岡田監督は試合後、7回のシーンについて、怒気を含めて次のように振り返ったという。
「情けないのう。巨人もな。情けないと思ったわ、俺は。あの(カウント)ノーツーからスライダーでストライク取って、なんか笑うてる姿見たら。情けないねえ。伝統の一戦にならんよ、はっきり言うて。ホンマ」