パリ五輪男子バスケットボールの日本対フランス戦が2024年7月31日(日本時間)に行われ、90-94で日本が敗れた。終盤の河村勇輝選手(23)へのファウル判定などをめぐり、波紋が広がる一戦にもなった。しかし、河村選手は試合終了後も謙虚な姿勢で冷静にインタビューに応じ、その姿にSNSでは称賛の声が相次いだ。
河村選手や八村選手のファウル判定に疑問の声
問題となったのは、第4クォーターの試合時間残り10秒の場面だ。日本は4点リードしていたが、スリーポイントを決められた。その際、シュートを決めたマシュー・ストラゼル選手のブロックに入った河村選手にファウル判定が。フリースローを決められ、同点に追いつかれた。勝敗に大きく影響するファウルとなった。
SNSでは、河村選手はストラゼル選手に触れておらずファウル判定は誤審だ、とする指摘が相次いだ。審判への批判も殺到した。
さらにこの試合では、第4クォーターで、八村塁選手がルディ・ゴベア選手のシュートを手をかけて止めたとして、ビデオ判定の末、相手が負傷しかねないと判断される「アンスポーツマンライクファウル」をとられた。この試合2度目のアンスポーツマンライクファウルだったため、退場に。この判定にも疑問の声が寄せられている。