女性審判SNSに「人種差別」「性的中傷」書き込み
審判はファウルと判定したが、試合をテレビ観戦した視聴者からは河村が相手選手に触れていないとの指摘が殺到。怒りの声は、同試合を担当した女性審判のブランカ・セシリア・バーンズ氏のSNSに及んだ。
同氏のインスタグラムには、ファウル判定への不満の声の他に、「人種差別」や「性的中傷」などの書き込みが殺到した。
さらに、影響は国際バスケットボール連盟(FIBA)の公式インスタグラムにまで広がった。
同インスタグラムは7月30日に更新し、河村の写真をアップ。コメント欄には女性審判に向け、日本語、英語などで書かれた「中傷」コメントが多数寄せられた。
今大会、出場選手へのSNSでの「誹謗中傷」コメントが相次いでいる。柔道男子60キロで日本代表の永山竜樹(28)が不可解な判定で敗れたことで、対戦相手のフランシスコ・ガルリゴス(スペイン)に「誹謗中傷」コメントが殺到した。
柔道女子57キロで金メダルを獲得した出口クリスタ(カナダ)にも「誹謗中傷」コメントが多数寄せられた。出口は決勝で韓国代表のホ・ミミと対戦し、失格勝ちした。試合後、インスタグラムに韓国語で「誹謗中傷」するコメントが寄せられた。