「柔道の価値観に反することはしたくありません」
その後、永山選手はXとインスタグラムに、「ガリゴス選手が会いに来てくれました!」とツーショットを投稿。インスタでは、共同投稿者にガルリゴス選手が設定されていた。
永山選手は「彼から謝罪の言葉がありましたが」と明かしつつ、「彼にとっても不本意な結果だったと思います」とおもんぱかった。続けて「オリンピックの舞台で彼と全力で戦えた事を幸せに思います!誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです!」と宣言した。
ガルリゴス選手も29日、インスタのストーリーズに、永山選手との試合を終えての自身の考えを投稿。主審の「待て」後も技を続けたことについて、「試合中は集中しようと努めているのに加えて、シャン・ド・マルス・アリーナの雰囲気は審判(の声)を聞くのが難しくなるのです」と説明した。
「私は相手を傷つけたいと思ったことは一度もありませんし、ましてや柔道の価値観に反することはしたくありません」と弁明した。
さらにガルリゴス選手は永山選手がコメントをつづった投稿を引用し、手を合わせる絵文字を添えている。