韓国金メダル第1号となったフェンシング男子サーブルのオ・サンウク(27)が国内で大きな話題になっている。複数の地元メディアが2024年7月28日に報じた。
男子サーブル個人決勝が27日にパリのグラン・パレで行われ、世界ランキング4位のオが、世界ランキング14位ファレス・フェルジャニ(チュニジア)を15-11で破り、金メダルを獲得した。
「俳優顔負けの美男子フェンシングスター」
21年東京五輪男子サーブル団体に続いて2つ目の金メダルで、個人としては初の金メダル。
地元メディアによると、オは世界選手権、アジア選手権、アジア大会でいずれも個人戦で金メダルを獲得しており、今大会個人戦で優勝したことで、メジャー国際大会「グランドスラム」を達成した。
オは身長192センチの長身を誇り、俳優顔負けの「イケメン」剣士として知られているという。
今大会で金メダルを獲得したことで、国内の注目度はさらに上がり、人気は急上昇しているという。
「スポーツ韓国」(ウェブ版)は、「俳優のように涙が溢れていた...国歌斉唱中に目が潤む」などのタイトルで記事を公開。
記事では「パリオリンピックで韓国選手団に初の金メダルをもたらしたオ・サンウク。俳優のようなハンサムな顔立ちでさらに話題を集めている。国歌が鳴り響く時、目元が潤む姿も印象的だった。オ・サンウクはパリオリンピック序盤に最高のスターとして君臨した」と称賛した。
「スポーツソウル日本語版」(ウェブ版)は、「韓流スター風のこのイケメンは何者? パリ五輪で韓国初の金メダルをもたしたフェンシング・モンスター」とのタイトルで特集記事を組んだ。
記事では、オの国内での人気に言及。「別名は『フェンシング・モンスター』。その実力もさることながら、その顔立ちとルックスから『俳優顔負けのオルチャン(美男子)・フェンシングスター』とされてきた」と解説した。