女優の片岡凛さんが2024年7月28日、自身に寄せられた心無いメッセージに対し、出演中のNHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」で演じているキャラクターを絡めて応戦した。
「人のハッピーをシェアできる器を持って上がってきなさい」
片岡さんは現在放送中の連続テレビ小説「虎に翼」で、主人公・寅子(伊藤沙莉)が赴任した三条の大地主・森口の娘、美佐江を演じている。
美佐江は東京の大学を目指す成績優秀な高校3年生で、当初は寅子に赤いビーズでできた腕飾りをプレゼントするほど寅子を慕っていた。
しかし、新潟市内で頻発するひったくり事件の犯人らも同じビーズの腕飾りをしていたことから、寅子は美佐江と連続ひったくり事件との関連を疑うようになる。美佐江は寅子からビーズの腕飾りについて詳しく尋ねられると態度を一変させ、腕飾りを引きちぎり立ち去った。
自ら贈った腕飾りを引きちぎるという衝動的な行動と、すぐさま冷静を取り戻して立ち去った美佐江の二面性には、SNSで「美佐江さん、挨拶して去るだけなのに不気味な感じ。堂々としているけどあの落ち着きと、涼しい笑顔が怖すぎる」「美佐江が笑顔で近付いてくるの、めちゃめちゃ怖いんですけど」など恐怖する声が相次いでいた。
こうした美佐江役で話題の片岡さんが28日、自身のXで「お前の化けの皮剥がして落とすまであちこち悪口書くよと毎朝メッセージをくれる人がいますが、私なのか美佐江なのか明確にして下さい」と呼びかけた。
毎朝送られてくるという心無いメッセージの宛先が片岡さん自身だった場合については、「私なら落とされる気はありませんよ。あなたが人の悪口でなく、人のハッピーをシェアできる器を持って上がってきなさい」と挑発的に反論。続く投稿では、「もし美佐江の事なら、あなたみたいな人は結局は赤い腕飾りをするハメになるでしょう」としている。
アンチからのメッセージに対し、美佐江を憑依させたかのような鋭い切り返しを見せた片岡さんには、「片岡凜ちゃん言うこと名言だらけでカッコいいよ」「さすが凛ちゃん、かっこいい」「視聴者に言われるくらい良い演技だと言う事ですね」などと称賛する声が寄せられている。