生活費を切り詰めて「推し活」にお金をかけるのは当たり前...なのか? Xで話題...その厳しい現実とは

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「推し」という言葉は商業的すぎる?調査結果に複雑な思い

   博報堂のグループ会社、SIGNINGが2024年2月に発表した「オシノミクスレポート」(HAKUHODO & SIGNING「OSHINOMICS Report」2024.02)という報告書があります。

   このレポートでは「推し活」における経済行動の実態や、推し活を続ける人たちの心理について調査・報告されており、X上でも話題になりました。

博報堂が「如何に推し活で稼ぐか」のレポートを出してるけど身も蓋もない事が書いてる→「オタクという言葉はイメージが悪いので推し活を使う」

   レポートによると、推し活の市場は2023年で8000億円規模と予測されていました。

   「推し」「推し活」「オタク」という言葉の印象については、「推し」には54.8%の人が、「オタク」については22.3%がポジティブにとらえているという調査結果があり、両者の差があらわに。

   また、若い人ほど可処分所得の半分以上を推し活に使っており、特に10代の女性が突出しているとの報告がありました。

   Xでは「推し(活)」という言葉に関する調査結果について

「『オタクによる好きなものへの課金』を、ポジティブかつキラキラした形に言い換えたのが『推し活』ってことなのかね...」
「推しという言葉が商業的すぎて、オタクの方がずっとよく思えてしまう」
「オタク的行為(平たく言えば課金)をポジティブなイメージにするために推しとか推し活という言葉を編み出したというのは納得させられる」

など、複雑な心境が述べられていました。

   「推し活」という言葉が広く知られるようになり、一般的になった一方、Xの投稿からは、実生活に影響を及ぼすほどお金を使っている状況が現実にあることや、自己管理が大切であることも同時に語られています。

   無理なく推し活を続けるためにも、リアルな実情を知っておくことも重要ではないでしょうか。

   以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

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