パリ五輪「結果が出なくて1番悔しいのは、アスリート本人」 元競泳代表、選手への誹謗中傷に訴え

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「言葉を発する前に少しだけ考えてみませんか」

   今大会2日目までに、日本勢の中には黒星を喫したチームや、敗北に涙をのんだ選手がいる。

   競泳・女子100mバタフライでは池江璃花子選手が、全体12位で準決勝敗退。「正直、頑張ってきた分だけ、無駄だったのかなって」と涙を堪えながら語った。

   優勝候補にも挙げられた、卓球混合ダブルスの張本智和選手、早田ひな選手のペアは北朝鮮代表に敗れ、初戦敗退。世界ランキング2位でメダルに期待のかかるバレーボール男子は、同11位のドイツにセットカウント2対3で黒星発進となった。バスケットボール男子も23年のワールドカップ王者・ドイツに、77対97で敗れた。

   萩原さんのXの投稿は、具体的な種目や選手名を挙げたわけではない。だが元オリンピアンとして、五輪に挑む現役アスリートについて、「決勝に立てるのはひと握り...そしてメダルを獲得できるのはほんのひと握り。結果が出なくて1番悔しいのは、アスリート本人です...アスリートは目標に向かって必死でチャレンジしています。結果が出なくてもいいや...なんて思っているアスリートはいないんです」と訴えた。

   「不安や怖さを乗り越え、世界の舞台でチャレンジしているアスリート達に拍手を送ってあげたい...私はそう思います」と述べ、「立場が逆だったらどうなんだろうか、と、言葉を発する前に少しだけ考えてみませんか?」と呼びかけた。

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