パリ五輪モンゴル代表の衣装に、世界的な注目が集まっている。
日本時間2024年7月27日、パリ・セーヌ川沿いで行われた開会式。204の地域・国、難民選手団が船上パレードを行った。モンゴル代表が身に着けていたコスチュームとは――。
IOCも高く評価
モンゴル代表の衣装は、大会前から評判が高かった。
国際オリンピック委員会(IOC)は開会式を3日後に控えた24日、公式サイトで今大会、評判の高い10か国の衣装を紹介した。
その中でモンゴルはトップ扱いで紹介されたほどだったが、開会式で実際にモンゴル代表が衣装を身に着けた姿は、世界に想像以上のインパクトを与えたようだ。
公式サイトの記事によると、衣装をデザインしたのは、首都ウランバートルに本拠地を置くオートクチュールブランド「ミシェル&アマゾンカ」だという。
衣装はわずか3か月で完成
衣装はわずか3か月で完成し、重要な意味を持つ刺繍がふんだんに施されているという。
自由を意味する鳥、国の風景と勤勉さを表す山々、エレガントさを演出する金と銀のアクセント、モンゴルの誇りとアイデンティティーを示す青、赤、白のナショナルカラーなどが施されている。
モンゴル代表の衣装は世界的に称賛され、米メディア「CNN」(ウェブ版)は、「彼らはオリンピックで優勝した:モンゴルのパリ2024の衣装にインターネットが熱狂」などと報じた。
インターネット上でも多くの称賛のコメントが寄せられ、Xでは「モンゴルの衣装素敵」「モンゴルの衣装ホントにかっこいい」「モンゴル選手団衣装が独特で素敵です」「モンゴルの衣装レベチ」「パリ五輪のモンゴルの衣装めちゃくちゃカッケエエやん」など声が上がった。