パリ五輪開会式で、オリンピック旗が逆さまに掲揚されるアクシデントが発生した。複数の海外メディアが2024年7月27日、報じた。
「象徴的なオリンピックの輪を逆さまに掲げる」
米スポーツ月刊誌「スポーツ・イラストレーテッド」(ウェブ版)は、「オリンピック旗、開会式で誤って逆さまに掲揚される」とのタイトルで記事を公開した。
記事では「パリ五輪は開会式のためにあらゆる手段を講じたが、オリンピック旗の掲揚はそれほどスムーズには進まなかった。旗はポールに取り付けられ、掲揚されたが、掲揚後すぐにオリンピックロゴが逆さまに掲げられていることが明らかになった」と指摘した。
米メディア「USAトゥデイ」(ウェブ版)は「パリの開会式では、象徴的なオリンピックの輪を逆さまに掲げるという失態を犯した」と報じた。
記事では開会式の様子を詳細に伝え、「あとはオリンピック旗をポールに取り付け、掲げるだけだった」とし、「しかし、これが思いのほか難しかった。多くの視聴者がリアルタイムで指摘したように、オリンピック旗は誤って逆さまに取り付けられていたのだ」と指摘した。
中国メディア「捜狐」(ウェブ版)は「大事故!パリオリンピックの開会式でオリンピック旗が逆さまに掲げられた」とのタイトルで速報。
「フランス・パリのセーヌ川岸で第33回夏季オリンピックの開会式が正式に開催され、フランスのマクロン大統領が第33回夏季オリンピックの開催を発表した。しかし、開会式では旗掲揚員がオリンピック旗を逆さまに掲げた」と報じた。
「大した確認もせず旗を取り付けていたから」
日本では、インターネット上でオリンピック旗が逆さまに掲揚されたことを指摘する声が見られた。
Xでは「オリンピック旗が逆さまなのには深い意味が...?と思ったけどそんなもんないらしい」「オリンピック旗を逆さまにつけちゃった人、落ち込まないで欲しい」「送風機止めたの機転効いてるなと思った」「やっぱり逆さまだったか... 大した確認もせず旗を取り付けていたから、どうやってるんだろうと思っていたが」などのコメントが寄せられた。