パリ五輪の開会式が、日本時間2024年7月27日2時30分から開催された。会場のセーヌ川で繰り広げられた数々のパフォーマンスのなかで、心配の声が相次いだものがある。理由は、雨――。
「不安を抱える人々のふつふつとした思い」を炎で表現
パフォーマンスの一つに、ボート上で行われたジョン・レノンさんの楽曲「イマジン」の歌唱があった。
ピアノと演奏者のソフィアーヌ・パマールさん、フランスの歌手・ジュリエット・アルマネさんを乗せたボートが登場。演奏が始まるとともに、ピアノが燃え出した。
開会式を中継していたNHKのアナウンサーは、こう説明した。「不安を抱える人々のふつふつとした思いを炎として表しています」。
このパフォーマンスの際、現地では雨が降っていた、演奏が始まる前の静かな瞬間には、雨音が聞こえるほどだった。
この状況に、Xではピアノを心配する人が続出。「野外でグランドピアノ弾くあのパフォーマンス、この雨でもやるのすごいな」「雨バラバラ降ってるところでピアノ弾いてるけど、ピアノ大丈夫なのか?」「ピアノ燃えてる。ピアノ大丈夫?」といった声が寄せられた。
Xでは一時「ピアノ大丈夫」がトレンド入りした。